前回のDIY本棚の中身のこと。
随分前のことですが保育園のお迎えに行くと、長男の棚の中に一冊の本がありました。それが「おしえて!さかなクン②」。
ペラペラっとめくってみると、どう見ても小学校中学年以上の子が読む量の文字数の児童書。この本を「どうしても、借りたい!」と言うので、なぜコレを選んだんだろう…しかも2巻・・・と思いつつも、先生にお願いして借りてきました。ちなみに学童さんの部屋の本だったそうです。
その晩から「おしえて!さかなクン」の2巻を読み聞かせが始まりました。様々な魚のマニアックな説明や実体験が書かれていて、一晩に魚3種類分くらいを読み進めました。さかなクンらしいギョギョギョなテンションの文章で、さかなクンのイラストも描いてあって、これがなかなかに面白い!面白いので毎晩読み続けて、1ヶ月程で読み終えました。先生に「全部読んだよ~!」と報告して返却する長男の嬉しそうなこと(笑)。「全部読んだの?すごーい!」と褒められていました(ママもがんばりましたね^^と私も褒めてもらえましたw)
2巻の最後には、以前、読んだ覚えがある、いじめられている君へのさかなクン論が入っていました。「広い海に出てみよう」という2006年に朝日新聞に掲載された記事です。
凄く素敵な文章で、子どもがそういう時期になったら読んでほしいと思っていたさかなクンの言葉が、思いがけず保育園から借りてきた2巻に入っていたのに震えが。
お魚好き、図鑑好きな子は好きな本だと思います。今は、新しく買った1巻を読み進めているところです。
もう一冊。最近のお気に入り。五味太郎さんの「あっ・ほっ 」。
図書館で長男が選んできて、読んだらとても痛快だったので購入しました。長男は五味太郎さんと相性がいいんだろうなぁ、五味さんの絵本は大体ハズレなして気に入っています。
お喋りな男の子の話なので、セリフが多め、しかも捲し立てるように読む感じで、読み聞かせをしていても面白い本です。
4歳児の男児あるあるだと思うけれど、最近、口が達者なだけに、口の悪さや屁理屈が目立って困っています・・・。この本でも、おしゃべりな男の子が不機嫌なライオンに「うるせぇ~~!」と一喝されるシーンがあるのですが、そこが面白いみたい。本人は面白がってるけど、母はライオンの気持ち、非常に分かりますからね。
:)napo