おでかけ子育て

鹿児島⇔長野、帰省道中のこと。

2016-11-17-13-25-23-1

よく「帰省します。」と伝えると「どうやって長野まで行くの?」とか「一人で二人連れて?」とか聞かれます。少し道中のことを記録しておこうと思います。
鹿児島から長野へは、鹿児島空港→セントレアか羽田まで1時間15分→電車で45分程移動→高速バスで3時間位で到着します。文字にするとあっと言う間のように見えるけど、チェックイン時間や乗り継ぎ時間などもあって一日掛かりです。名古屋経由でも新宿経由でも時間はさほど変わりませんが、名古屋経由の方が料金が安いのと空港直行の乗り合いタクシーがあるのでこちらを利用することが多いです。ただ、乗り合いタクシーは、かかる時間は半分になるけど、料金は倍です…。大抵行きが乗り合いタクシー、帰りが、バスと電車です。飛行機移動はま~ったく問題ないのですが、空港からの電車と長距離バス移動の時間が結構辛いです。空港間移動だけだったら、ちょっとそこまでな軽い気分で帰省出来るんだけどなぁ。
そういえば、福岡⇔松本便の本数が増えた様なので、いずれ使ってみようかな。時間はだいぶ短縮できそうです。
ちなみに、帰省は毎回私と子だけで、たまに現地で旦那と合流することもあります(が、帰りも一人です…)。

荷物は普段と変わらぬバッグ一つにベビーカーのみ。今回から、長男が片時も離さなかった安心毛布を置いていくことを本人に了承を得たので、更に荷物を減らせました。
長男のリュックに、二人分のお菓子袋とジュース。今回はシールブックを持たすのを忘れてしまいましたが、飛行機内にあった紙ナプキンで折り紙してました…。ツリーの写真に長男が持ってるやつです、ポテトだそうです。。。不憫すぎて少し可哀想になりましたが(笑)。それでも、おもちゃは持っていきません。道中で意外と色々貰えるので…。今回も、空港でやってた(見つけられてしまった)ポケモンスタンプラリーのシールや紙帽子、ランチのおまけでヒマを潰してました。最終手段にipadがあるので、いくつかアプリ増やしとけば安心です。
それから、お手洗いを見つける度に、とりあえず連れてきます。後々「トイレ~~!💦」となって探す方が大変&時間ロスに繋がります、長距離移動は時間大事!
それから時間に余裕があって、なおかつ安全で迷惑にならない場所では次男も極力歩かせます。乗り物に乗ってる間に寝てもらうための体力消耗作戦。乗り合いタクシーはぐっすりでした。

2016-11-22-13-24-03-1

帰りは、大抵どこかに寄って遅い時間の飛行機に乗って帰ります。今回は「名古屋港水族館」にしました(鉄博行きたかったけど休みでした)。
場所も名古屋から地下鉄で20分程度で、連れて行きやすかったです。

空港までの移動時間とご飯を食べる時間を逆算して水族館に居られる時間は2時間30分程でしたが、到着後、すぐにイルカショーがあって、いいタイミングで見て回れました。一通り見て回ったら時間バッチリでした。
名古屋港水族館は広くてゆったり、イルカショーがとっても迫力あったぁ~^^あと、ウミガメコーナーが驚くほど充実してました。長男は、ペンギンコーナーで、「この卵は~、このペンギン(皇帝ペンギン)さんので~!この卵は~…」と教えてくれていたけれど、私が、ついつい流して聞いていたら、側にいた水族館のおじさんが「よくわかるね~!」と相手をしてくれておりました。すまぬ、長男。。。移動中のバスの中で、水族館寄らずに空港でゆっくりしとこうかなーと頭をよぎったけど、とても楽しんでいたのでやっぱり連れてきて良かったです。

2016-11-22-17-14-52-1

水族館を楽しんだ後に、地下鉄とミュースカイを乗り継いでセントレアへ。遅めの昼食兼早めの夕食を済ませたら、すぐ出発ゲートへ。お土産も事前に送っているので、移動中は買いませーん!
セントレアの出発ゲート内にあるキッズスペースが、個人的にとーーーーっても好きです。大きめの遊具に、広いスペース、毎回ここで長い時間を過ごしています。今回も、二人とも汗をかいて遊んでました。
しかも、ここからの眺めが最高でっ!夕暮れ空に飛ぶ飛行機を眺めながら、束の間のコーヒータイムを楽しめるお気に入りの場所です。セントレア、今まで利用したことのある国内の空港で一番好きだなぁ(外国も含めるとダントツでコペンハーゲン空港!)場所もゲート内なので、飛行機に乗り遅れる心配もないですし…。
コミュ力高い長男は、ここで出会った子に積極的に話しかけてました。「何歳!?」「お名前は?」「僕は○○っていうの!」。飛行機の時間になると「ぼくのうちに遊びにきてね!○○っていうところだよ!」と、ドラマの空港でのお別れシーンみたいに大声で言うので、恥ずかしいやら面白いやらでした。

2016-11-22-17-16-23-1

こんな感じで、帰省しております。今までの経験上、1歳児連れのフライトや長距離移動が大変だった記憶があるので構えてましたが、今回は、ずいぶんとラクでした。それもこれも、長男がすごくお兄ちゃんになって一人で何でも出来るようになったので、手がかかりませんでした。そんな姿を見てか、次男も落ち着いていて♪ 移動中に想定外なこともありませんでした。
唯一、帰省中に想定外だったことは、道の駅で人気のパン屋のレジに並んでる最中に、トイレの場所が分かった長男が「トイレいってくる~!」と一人で行き…、そこまでは良かったんだけど、入ったのが男子トイレだったこと…。しかも、小ではないほうだったので、恥ずかしながら男子トイレに入らせていただきました。それくらいですねw

鹿児島空港から帰りの車で子どもたちは寝てしまい、そのまま朝までグッスリでした。パジャマにだけ着替えさせて、お風呂は朝でいいね。
私もおつかれだけれど、子どもたちもこの距離の移動はしんどいだろうなあと思います。二人ともお利口にしてくれて助かりました。長い長い一日×2、おつかれさま✨

:)napo

標準
おでかけ城めぐり

高野山に行ってきた!

 DSC_0145

和歌山県に行ってくる(行ってきた)と言うと、大抵の人に「和歌山って何があるの?」と返されます。
和歌山の観光スポットと言えば、世界遺産である高野山!あとは、熊野古道やパンダのいる白浜のほうでしょうか。
高野山にはどうしても行きたかったので、城巡りは一日なしにして、高野山へ訪れました。
山の上にある宗教都市です。日本の国宝の2%がこの山の上にあるそうです(どこかでそうみたような、間違ってたらすみません)。
折角なので宿坊体験もしてみたかったのですが、子連れだと絶対に人様に迷惑をかけそうだったので、それは諦めました。

DSC_0126

諸堂共通内拝見(2000円)を購入するとセットで見て回れるのですが、駐車場の案内係の方に「今日は金剛峯寺でイベントやってるから開放してないよ。」と言われ、一つずつ回ることにしました。
まずは、高野山霊宝館(ほとんどの場所が撮影禁止なので写真はあまりありませんが)。
曼荼羅図や仏像が展示されています。宗教関連あまりに知識が少ないのですが、上野の国立博物館であった「空海と密教美術展」が凄く良かったので一度現地に訪れたかったのです。
展示品はその時々で変わるそうですが、この日は、八大童子像がなくて残念でした。どこかに出張に行っていらっしゃるのかな。
かっこいい仏像たちが沢山いて、息子は入ってすぐ「コワイ・・・。」としがみ付いてました。途中、膝にゾウがいる沙悟浄のモデルになった、スーパーサイヤ人みたいな神様の像(快慶作深沙大将)があって、「足にゾウがいるよ~!」と言うと機嫌がよくなり、そこからは歩いてくれました。ただ、終始仏像を観ながら「鳥さんいるよ~!」「牛さんかな~。」と変わった見方で仏像を観なければならなくなりましたが(汗)。子連れだとこういう見方をしながら回れば良いということを学習しました。

DSC_0177

檀上伽藍・金剛峯寺(結局みれた)と観て回り、最後は奥の院へ。約20万以上のお墓や供養塔が並んでいます。しかも超有名人ばかり。
約2km墓場を歩き続けるわけですが、知っている武将のお墓だらけなので、それを見つけて歩くだけでも楽しめます。

中でも興味深かったお墓は、明智光秀。
○が並ぶお墓は上から、頭・お腹・足となっているそうですが、丁度お腹の辺りがヒビ割れています。
光秀のお墓だけ、何度修復してもヒビが入るんだそう。
信長の呪いか、はたまた、僕は腹黒くないよと腹を切って見せているのか、近くを通ったガイドさんがそんなことをおっしゃっていました(盗み聞き)。

それではここで、墓コレクションです。

争っていた武将たちが、今はこうして同じ場所にいるなんて、可笑しいですよね。
何か喋ってるんでしょうかね。

DSC_0236

それから、高野山には七不思議と呼ばれる場所などがあります。
途中で転ぶと3年以内に死んでしまうという階段や、井戸を覘いて自分の姿が水に映らない人は3年以内に死ぬとか・・・。酷い言い伝えです、そもそもそれで死ぬんだったら見ないし、歩かない(苦笑)。
でも、恐る恐る見てみましたよ。

DSC_0202

階段は息子は絶対コケるから、歩かせていません。
そんな階段を、修行僧の皆様は、Bダッシュ並の早足でスタスタと駆け上がっていきました。すごい・・・。

DSC_0193

最後に奥の院の燈籠堂へ(ここから先は撮影禁止)。
高野山の聖域だけあって、言葉では言い表せない神聖で厳かな雰囲気でした。
なんていうかバチカンのサンピエトロ大聖堂を訪れた時と似てる感じがしました。
日本にも、世界に引けを取らないこんな素晴らしい世界遺産があるんだなぁと感じたのでした。

:)napo

標準