あと1か月もすると端午の節句です。
我が子は去年、初節句を迎えましたが、今年こそお祝いに節句の兜を用意することにしました。
去年は、ペーパークラフト兜で済ませたんです(笑)。
というのも、旦那が自分で兜を作りたい(鉄板から)と言うので、珍しく気長に待っていたんですけど・・・、 節句2年目に突入してしまいそうなので、自作は諦めてもらって、プロに作ってもらいます。
鹿児島の薩摩川内市は、あまり知られていませんが、甲冑の製造シェア日本一です!(城好きとしては、是非とも甲冑の街にしてほしいと密かに思っています。)
以前にがっちりマンデーにも、取り上げられていました。
といっても、沢山工房があるわけではなく、丸武産業さんの一つだけなのです。
この丸武産業さん、我が家と古くからご縁があり、何度か寄らせていただいているんですが、今回は打ち合わせにお邪魔しました。
大河ドラマや歴史映画なんかで着用している甲冑も製造していて、沢山鎧が飾ってあります。今の大河「黒田官兵衛」の岡田くん着用モデルもあり、その兜をかぶらせてもらったりしてかなりテンション上がります。黒田官兵衛はあまり視聴率が宜しくないみたいだけど、私は結構好きです、毎週楽しみにしています。あと、深夜にやってる「コヤブ歴史堂」も面白いです。
希望の鉢の形や色、シコロの広さや大きさ、威し糸の色、前立てなどなど、細かく相談に乗ってくれます。
ある程度、家で形やデザインを決めてきましたが、実際に店舗で色々な兜を見ると、迷ってしまいます。
私は優柔不断なので、あとは旦那に任せます。息子も聞いてます(笑)。
五月人形の兜と言って思い浮かべるのは、大鎧の吹き返しが大きい感じ(鎌倉時代とかの鎧)が一般的だと思います。
薩摩の武将もこの大鎧の武将が多かったようなイメージです、古きを重んじる古風な気質なのでしょうか。
私も旦那も、装飾性の高い大鎧より戦国時代のシンプルな当世具足っぽいのが好みなので、頭は頭形兜か桃形兜のどちらかにしようと思っていました。
桃形兜のほうがシュっとしていて、かっこいいかもということで、こちらにしました。
写真のイメージです。
前立ては、家紋を入れてもらうことにしました。
我が家の家紋は、違い 鷹の羽に波みたいな、ちょっとだけ普通と異なるようなので、特別に作ってもらわなければならず少し値がはるそうです。
威し糸は、よもぎ(緑色)がいいなと思っていたけれど、色合い的に老将っぽくなりそうだったので、若々しさをイメージして濃紺×みかんにしました。
細かくなってきたので、この辺で、私はお手上げです。
これと同じものを、今年初節句を迎える甥っ子とお揃いで作ってもらうことにしました。
節句前で、今はとっても忙しいそうですが、家族一同完成を楽しみにしています!
余談ですが、城を回っていると、大概、歴史資料館や寺院がセットになっていまして、私なんかでも鎧兜を目にする機会が多いのです。
青森の櫛引八幡宮や愛媛の大山祇神社などなど色々な所で鎧や兜を見てきましたが、彦根で見たぽってりした兜と秋田で見た佐竹の毛虫の兜が忘れられません。
それから、岩手のもりおか歴史文化館の鎧兜の飾り方が凄くカッコいいです。
薩摩川内にも甲冑博物館の一つや二つ・・・(笑)。
先週から、川内川の河川敷に、こいのぼりが泳いでいます。170匹ほどいるそうです。
私が初めて薩摩川内市を訪れた時にも、この風景を見て、素敵な風景だなあと思ったのを覚えています。
息子と一緒にここを歩いているなんて、あの頃は思わなかったでしょうね。息子は「おさかな、い~っぱい!」と喜んでいました。
川内川にこいのぼりを泳がせてくださる方々、毎年、ありがとうございます^^
:)napo